福島の復興を学び応援する取組・プロジェクト

岡山県内の学校等で、福島の現状や復興の様子を学びながら、情報発信し福島をPRする活動を行います。具体的には、学園祭や地域イベント、あるいは、オリジナルな活動の中で、福島の「今」を取り上げて、また福島の皆様方と遠方で関わりながら、福島の魅力や元気に頑張る人たちを紹介するなど、福島の復興を応援する活動を実施します。ここではその活動を紹介するととともに、活動に関わった学生さんなどの声も紹介します

岡山理科大学社会情報学科(山口ゼミ・大藪ゼミ)の皆様の取組

11月22日・23日と開催された岡山理科大学 学園祭(半田山祭)において、同大学社会情報学科(山口ゼミ・大藪ゼミ)の学生の皆様が、福島の復興と、福島の食の安全・安心をPRするためパネル展示と、福島農産物販売(米:天のつぶ)、りんご(サンふじ)の販売を行いました。
果物を中心に福島の農業や漁業の状況を学生さんが作成したパネルでお伝えしました。販売では、「天のつぶ」は福島の復興を象徴するブランド米の新米、「サンふじ」も出荷したばかりのもので、旬の食材を提供することで、福島の産物の風評被害の払拭の一助としました。学園祭の熱気さながら、多くの方々に、パネルを見ていただくとともに、米とりんごをご購入いただきました。りんごは入荷した約800個全て完売しました!
また、当日は福島県庁からお借りした「ふくしまから はじめよう」のはっぴを学生さんが着用し、福島県人になりきってPRしていただきました。
また、この日は併せて、岡山理科大学の学生のみなさんが、東北のさばやさんまの缶詰を販売するとともに、皆様のこれまでの復興支援に向けた取組の紹介も行いました。
ご来場の皆様、岡山理科大学の皆様、ありがとうございました! 以下はその時の様子と、参加した学生の皆様の声です。(写真画像はクリックすると大きくなります)

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参加した学生・教員の方々の声

社会情報学科 山口教授

学生にとっては全てにおいていい経験を積むことができ、風評被害で悩まれる方々の気持ちが十分に理解できたと思います。パネル制作においても、データの抽出から始まってよく頑張ったと思います。これを機に、立ち止まって福島や東北のその後について真剣に考えることを望みます。

学生代表 大賀さん

仙台へのボランティアは経験があるにも関わらず、今回、「福島・復興(FUKU-O)プロジェクト」に関わって、全く福島の現状を把握していなくて恥ずかしかったです。多くの方は喜んで買ってくれ、遠く離れた岡山でも問題意識を持っている方はいっぱいいることを確認しました。一方、数人の方は、放射線量が・・・とのことでクレームや文句を言われてきました。検査合格のシールがあるにも関わらず、です。自己解釈の勝手な理論を振りかざしていました。本当に風評被害はおそろしいです。実際、福島の方は大変な思いをされていることでしょう。この経験を基に、我々にできることは何なのか?じっくり考えてみて、行動に移していきます。